警官不起訴で略奪や放火続発、銃声も 米黒人少年射殺
住民の1人はCNNに「こんな行動は何の役にも立たない」と語り、「街はこれからどうなるのか。再建の見通しはなく、近いうちにゴーストタウンと化してしまうだろう」と懸念を示した。
死亡したマイケル・ブラウンさんの父親は発表の前から「他人を傷付けたり建物を破壊したりする行為は答えにならない」と、デモ隊に平静を呼び掛けていた。遺族は不起訴発表後にも弁護士を通し、「暴力ではなく平和的で建設的な行動を望む」と述べた。
またホルダー司法長官は、連邦当局としてブラウンさんの市民権侵害を巡る捜査を続けると強調した。
しかし抗議デモはファーガソンだけでなく、ニューヨークやシカゴ、ワシントンのホワイトハウス前にも飛び火している。