米北東部に暴風雪、積雪や高波で被害
(CNN) 米北東部のマサチューセッツ州などが27日にかけて暴風雪に見舞われ、住宅の浸水や損壊などの被害が出ている。交通機関も混乱が続いた。一方、ニューヨーク市などでは予想されたほどの雪は降らなかった。
マサチューセッツ州ボストン市内では道路に積もった雪のために動けなくなる車が続出。同州オーバーンは80センチを超す積雪があり、雪はまだ降り続いている。
同州の沿岸部には豪雪や強風に伴う高波が押し寄せ、住宅などの構造に被害が出た。
国立測候所によると、メーン、ニューハンプシャー、ニューヨークの各州でも所によって50~70センチを超す雪が降り積もっている。
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— Jay McMichaelCNN (@JayMcMichaelCNN) 2015, 1月 27
今回の暴風雪は当初、史上最大級になると予想され、ニューヨークなど7州が非常事態を宣言。学校は休校になり、公共交通機関も運休、空の便は26日に欠航になった2800便に加え、27日も午後8時の時点で4700便以上が欠航になっている。
しかしニューヨーク市では予想されたほどの積雪はなく、ニューヨーク州や隣接するニュージャージー州の移動禁止令は解除された。ニューヨーク市のデブラシオ市長は「恐れたような事態にはならなかった」と話している。