米黒人教会乱射事件、FBIのミスで銃が容疑者の手に
身元調査が規定の3日間を過ぎても完了しなかったことから、銃販売店の店主はルーフ容疑者に銃を販売することが可能になった。法律では、身元調査が3日間で終わらない場合、販売店は銃を売ることができるようになる。
コミー長官はFBIの監査部門に対し、30日以内に調査を完了させるよう命令。10日には職員が犠牲者の遺族と面会し、不始末の経緯や今後の対応などについて説明したという。
FBIの発表を受けて、連邦議会では銃購入に際して身元調査の厳格化を求める声も上がっている。
この事件では、ルーフ容疑者が教会の聖書勉強会に出席していた黒人9人を殺害。犯行には45口径の拳銃が使われていた。