体重17キロのダックスフント犬保護、プールで減量 米
(CNN) 米テキサス州ヒューストンで、飼い主を亡くした太り過ぎのダックスフント犬が保護され、健康な食生活と運動でダイエットに励んでいる。
7歳のオスのダックスフント「ビンセント」は、保護されたときの体重が平均の2倍の約17キロ。コレステロール値が高く、太り過ぎのため背中がくぼんで神経を損傷する恐れもあった。
保護団体の担当者が施設を訪れてたまたまその巨大な姿を見かけ、フェイスブックに写真を掲載して預かり手を募集。ダックスフントの保護活動をしているメリッサ・アンダーソンさんが面倒を見たいと申し出た。
ビンセントほど極端ではないとしても、啓発団体の2014年の調査によれば、米国の飼い犬の52.7%は太り過ぎまたは肥満と推定されている。
自宅へビンセントを連れて帰ったアンダーソンさんが健康的なドッグフードを食べさせたところ、ビンセントは嘔吐(おうと)するなど具合が悪くなった。「前の飼い主はファストフードばかり食べさせていたらしい。最初の1週間は文字通りのデトックスだった」とアンダーソンさんは言う。