ローマ法王、初の訪米 大統領らが歓迎
ワシントン(CNN) ローマ法王フランシスコは22日、訪問先のキューバから米首都ワシントンへ移動した。法王にとって初めての訪米で、6日間の滞在を予定している。
法王を乗せたイタリアのチャーター機は、現地時間の同日午後4時(日本時間23日午前5時)前、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着。飛行場ではオバマ大統領夫妻と2人の娘、バイデン副大統領一家がそろう異例の歓迎を受けた。
黒と赤の祭服を着た聖職者らや、地元カトリック学校の生徒らも出迎えに駆け付けた。
タラップの上に姿を見せた法王は、風に飛ばされそうな帽子を取って片手に持ち、笑顔で歓声に応えた。オバマ大統領はタラップの下に立ち、握手と温かい笑顔で法王を迎えた。
在位中に訪米した法王は、1965年のパウロ6世以来4人目。キューバからの機内では記者団に、初めて米国を訪れることができてうれしいと語った。