クリントン氏が3勝、大票田のフロリダ・オハイオ制す 民主党指名争い
(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和各党の候補者指名争いは15日、5州の予備選が集中する「ミニ・スーパーチューズデー」を迎えた。CNNの予想によると、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官が3州で勝利を確実にしている。
クリントン氏はまずフロリダ、続いてノースカロライナ、オハイオ両州でも勝利を確実にした。ライバルのバーニー・サンダース上院議員は、今後争いの舞台となる西部諸州での選挙戦に力を入れる構えだ。
サンダース氏は先週のミシガン州での予備選で事前の予想を覆し勝利を収めており、オハイオ州などでも勝利する可能性もあるとの見方も出ていた。
一方、共和党の指名争いでは、フロリダ州を実業家のドナルド・トランプ氏、オハイオ州をジョン・ケーシック同州知事が制した。マルコ・ルビオ上院議員は地元フロリダでの敗北を受けて、選挙戦からの撤退を表明した。