米国が偉大な時代、20世紀初頭と2次大戦後 トランプ氏
(CNN) 米大統領選の共和党指名候補争いで首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏は26日、「米国を再び偉大な国に」との自らの選挙戦の標語に関連し、米国が偉大だった時期は20世紀初頭と第2次世界大戦終結後の数年間だったと受け止めていることを明らかにした。
米紙ニューヨーク・タイムズとの会見で述べた。記者の質問に応じ、20世紀初頭は軍事的能力や工業生産が拡大する時期だったと指摘。大変な騒乱の時期だったが米国は成長を成し遂げていたとし、国家機関の整備はまさに起業家精神に基づいていたとも主張した。
1940年代後半と50年代については、米国は振り回されることなく、誰もが尊敬の対象にしていたと強調。「戦争に勝ったばかりで、米国はしなければならないことをやっていた」と評した。