アラスカの火山が噴火、空の便に一部影響
(CNN) アラスカ南西部のアリューシャン列島にあるパブロフ火山がこのほど噴火し、アラスカ火山観測所によると28日には噴煙が高度約1万1000メートル、約640キロ北東のアラスカ内陸部にまで到達した。一部の空の便に影響が出ている。
噴火は27日に発生。CNN系列局のKTVAによると、噴煙の影響で視界が悪化したため、ベーリングエアやペンエアは28日の一部の便が欠航となった。
米国立測候所は、火山の北部と東部のネルソンラグーンなどの各地に降灰注意報を出し、数ミリの灰が積もる可能性があると予想している。
パブロフ火山はアンカレジの約950キロ南西にある直径約11キロの活火山で、噴火は2014年以来。過去の噴火では噴煙が約1万5000メートルの高さに到達したこともあるという。