トランプ氏、日本の武装を改めて主張 北の核の脅威に対応で
トランプ氏は2日の演説で、「米国は債務残高が19兆ドル(約2100兆円)から21兆ドルに膨れ上がろうとしている状態で世界の警察官を務めることなどできない」と主張。
北大西洋条約機構(NATO)の加盟国についても「こちらが軍事防衛を提供する一方で、彼らは米国にたかり、皆さんにたかっている」「そういう国はこれまでの分も含めて借りを返すか、出ていくかのどちらかにしてほしい」と訴えた。
同氏はNATOをめぐっても先月、米国ばかりが多額の費用を負担しているとして、関与を見直すべきだとの主張を展開。3月29日にCNNが主催した対話集会でも、NATOは「時代遅れ」だなどと発言していた。
2日夜に同州オークレアで開いたイベントでは「私はNATOの専門家ではない」と認めたものの、続けて「私には十分な常識がある」と力説した。