オバマ米大統領 「在任中最大の間違いはリビア」
(CNN) オバマ米大統領は10日に放送された米FOXニュースとのインタビューでこれまでの在任期間を振り返り、最大の間違いはリビアでカダフィ政権崩壊後の混乱に計画的な対処ができなかったことだと述べた。
大統領はインタビューで、2011年のリビア軍事介入自体は「正しい行動だった」とする一方、その後の無計画ぶりは失敗だったとの見方を示した。
リビア内戦では北大西洋条約機構(NATO)が介入を主導した結果、11年10月に最高指導者のカダフィ大佐が死亡した。
オバマ大統領は昨年9月の国連総会で、カダフィ後の「力の空白」を埋めるために「我々の同盟にはもっとできること、やるべきことがあった」と主張していた。