米海軍の最新型空母、9月に配備へ

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建造中の最新型空母「ジェラルド・R・フォード」=2013年11月

建造中の最新型空母「ジェラルド・R・フォード」=2013年11月

(CNN) 米海軍当局者は14日までに、建造中の最新型空母「ジェラルド・R・フォード」が今年9月に実戦配備されるとの見通しを示した。

海軍の戦力調達担当のショーン・スタックリー次官補が米上院軍事委員会で証言した。同空母の排水量は約10万トンで、全長は約335メートル。建造費は約129億ドル(約1兆4060億円)で、米軍の戦闘艦船としては最高額。

同次官補によると、建造が2009年に始まったフォードは今年3月の時点で、工程の97%が終了。7月には海上で運用試験を始め、9月に米バージニア州のニューポート・ニューズ造船所で海軍に引き渡される予定。

また、フォード級の空母の2番艦となる「ジョン・F・ケネディ」の納入は20年になる見通し。同艦の工程は同じく3月時点で18%程度終えているという。3番艦となる「エンタープライズ」の建造は18年に始まる予定。

これら新型空母の就役期間の見通しは、米海軍が今後5年間で求める予算の内訳説明の中に盛り込まれていた。海軍は同期間内に戦闘艦船計38隻の調達を可能にする計813億ドルの予算計上を求めた。

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