フロリダ銃乱射、妻が知っていた可能性 大陪審で立件判断へ
捜査関係者のうち1人の話では、マティーン容疑者が何らかの暴力事件を起こしたがっていることを、妻はしばらく前から知っていたという。マティーン容疑者は数カ月前からそのことを口にしていたとされる。
もう1人の当局者によれば、妻は調べに対し、マティーン容疑者に犯行を思いとどまるよう11日に説得を試みたものの、警察には通報しなかったと話しているという。
妻は少なくとも1回、マティーン容疑者が弾薬を買った時に同行していたことも認めているが、殺人のためだとは思わなかったと主張している。4月に同容疑者が下見と思われる目的でディズニー・ワールドとパルスを訪れた時も、妻が一緒だった。
2人が結婚したのは2011年。3歳の息子がいて、自宅は事件現場から1時間ほど離れたフォートピアスにある。
今回の事件について米連邦捜査局(FBI)のロン・ホッパー特別捜査官は15日、「ヘイトクライムでもあり、テロリズムでもある。その両方だ」と語った。
オバマ大統領とバイデン副大統領は16日にオーランドを訪れ、犠牲者を追悼する。