世論調査2件、どちらもクリントン氏が優勢 米大統領選
WP/ABCの調査では、「クリントン氏には大統領にふさわしい資質がある」と答えた人が61%を占める一方、「トランプ氏はふさわしくない」との回答が64%に上った。
また大統領に適した人格、気質を備えた候補として、クリントン氏を挙げた人はトランプ氏の2倍を超えた。「トランプ氏が大統領になると思うと不安になる」との回答は70%に上るのに対し、クリントン氏について同様の気持ちを抱く人は50%にとどまっている。
WSJ/NBCの回答者の内訳をみると、アフリカ系米国人からの支持率はクリントン氏が87%で、トランプ氏は5%。ラテン系ではクリントン氏が69%、22%だった。女性の支持率もクリントン氏が52%と、トランプ氏の35%を上回った。
一方、トランプ氏は白人の間で49%対37%、男性で48%対38%、無党派層で40%対30%と、クリントン氏を上回った。
WP/ABCの調査は20~23日に成人1001人、WSJ/NBCの調査は19~23日に成人1000人を対象に実施された。