クリントン氏、接戦州含む4州でリード広げる 米大統領選
ワシントン(CNN) 11月に行われる米大統領選で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対し、接戦州のノースカロライナやコロラドを含む4州でリードを広げていることが15日までに分かった。
NBCとウォールストリート・ジャーナル、マリスト大学の調査によれば、クリントン氏の支持率はコロラド州で46%とトランプ氏の32%を上回った。このほか、フロリダ州では44%対39%、ノースカロライナ州では48%対39%、バージニア州では46%対33%と、いずれの州でもクリントン氏がトランプ氏をリードしている。
7月の民主党と共和党の全国大会前に行われた調査よりも、今回の調査で、クリントン氏のリードは広がった。
リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事と、緑の党のジル・ステイン氏を加えた場合でも、クリントン氏はリードを維持した。
調査は今月4日から10日にかけて行われた。この時期、トランプ氏は、戦没者遺族に対する発言や国民が銃を持つ権利を保障した憲法修正第2条をめぐる発言について批判を浴びていた。