ノースカロライナは接戦、アリゾナはトランプ氏リード 米大統領選

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共和党候補ドナルド・トランプ氏(左)と民主党候補ヒラリー・クリントン氏

共和党候補ドナルド・トランプ氏(左)と民主党候補ヒラリー・クリントン氏

ワシントン(CNN) 米CNNとORCの最新世論調査によると、11月の大統領選で接戦が予想されるノースカロライナ州は民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官と共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ氏の支持率が拮抗(きっこう)し、共和党の地盤アリゾナ州はトランプ氏が5ポイント差でリードしている。

アリゾナ州の登録有権者の支持率はトランプ氏が43%で、クリントン氏の38%を上回った。リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事は12%、緑の党のジル・ステイン氏は4%だった。

ノースカロライナ州ではクリントン氏が44%、トランプ氏が43%、ジョンソン氏は11%となっている。

11月に投票する可能性の高い有権者に絞り込むと、アリゾナ州ではトランプ氏が7ポイント差にリードを広げ、ノースカロライナ州ではトランプ、クリントン両氏の支持が同率で並んだ。

トランプ陣営にとってはノースカロライナ州が鍵を握る可能性もある。周辺のバージニア、ペンシルベニアの両州は最近の世論調査でクリントン氏が大きくリード。大票田の両州に期待できなければ、ノースカロライナ州の15票はトランプ氏にとって重みを増す。

世論調査は8月18~23日にかけて電話で実施。アリゾナ州では1003人(うち登録有権者842人)、ノースカロライナ州では1009人(同912人)を対象とした。

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