米大統領選、最新世論調査ほぼ互角 僅差でトランプ氏リード
女性からの支持は53%対38%でクリントン氏が優勢。中でも独身女性の支持率は73%に達しているが、既婚女性では36%にとどまった。男性は54%対32%でトランプ氏を支持している。
45歳未満の若年層では、クリントン氏が54%対29%と大幅にリード。45歳以上では逆にトランプ氏が54%対39%でリードしている。
白人有権者の間では55%対34%でトランプ氏が優勢。非大卒の白人ではトランプ氏が68%対24%と、クリントン氏をさらに引き離す。一方、非白人では71%対18%の大差でクリントン氏が支持されている。
クリントン氏は6日、遊説先へ向かう機内でこの結果について問われ、「世論調査には結果の良しあしにかかわらず関心がない」と答えた。
調査では、有権者が今回の選挙戦に対し、依然として冷めた見方を示していることも分かった。大統領選に「非常に大きな熱意」または「大きな熱意」を抱いていると答えた人は46%。2012年大統領選を控えた同じ時期の57%、08年の60%、さらに04年の64%を大きく下回っている。