クリントン氏、僅かにトランプ氏をリード 米大統領選

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ノースカロライナ州で演説するクリントン氏

ノースカロライナ州で演説するクリントン氏

(CNN) 米大統領選まで5日間を残した3日時点でCNNが直近の世論調査5つを集計した分析によると、民主党のヒラリー・クリントン候補が共和党のドナルド・トランプ候補を僅差でリードしていることが明らかになった。

分析の結果クリントン氏の支持率は46%でトランプ氏は42%だった。集計対象には、28日に米連邦捜査局(FBI)がクリントンの私用メールサーバーの利用に関して新たなメールを調査していることが明らかになって以降の世論調査結果も2つ、含まれている。

リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン候補と緑の党のジル・スタイン候補の支持率は、それぞれ4%と3%だった。

CBSニュースとニューヨーク・タイムズの最新の世論調査では、クリントン氏の支持率は45%でトランプ氏は42%だった。一方、最新のABCニュースとワシントン・ポストの調査では、47%対45%でクリントン氏が2ポイントリードした。

FBIがクリントン氏の新たな電子メールを調査している問題については、CBSとニューヨーク・タイムズの世論調査を見ると、大半の有権者は影響を受けていないようだ。期日前投票をしていない有権者の10人に6人は、このことが投票に影響することはないと答えた。一方で32%は、クリントン氏を支持する可能性が小さくなると答えた。

CBSとニューヨーク・タイムズの世論調査は10月28日から11月1日にかけて、投票に行く可能性のある1333人を対象に実施。ABCとワシントン・ポストの調査は10月29日から11月1日にかけて、投票に行く可能性のある1167人を対象に行った。

どちらの世論調査も誤差の範囲はプラスマイナス3ポイントだった。

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