ホームレスの割合、09年から減少基調 全米の38都市
ホームレス人口を減らす上で最も重要な対策は住宅支援と手ごろな住宅の整備と主張。雇用の改善と訓練、医療や薬物乱用対策の機関との協力態勢の強化が必要ともしている。
市長会の報告書はまた、貧窮者への緊急食料支援の現状に触れ、今年は平均で2%増えたと指摘。支援を必要している住民の63%が家族ぐるみで、その比率は前年の67%から減ったとも報告した。
ただ、職を持ちながらも食料支援に頼る住民は42%から51%へ急増したとも述べた。低賃金、住宅費の高騰や貧困が背景要因と説明した。