米国で最も危険なスパイ<5> 摘発作戦
この結果、ワシントン各地の公衆電話に立ち寄り電話をかけていることが判明。電話番号をたどったところ、キューバのスパイ活動との関係が指摘されているポケベルの番号につながった。
本人不在時に家宅捜索も行い、キューバ工作員からの連絡を受信するのに使う短波ラジオを発見。さらに仕事中の隙を突いて財布を調べると、公衆電話などでの通信時に使う暗号システム一覧を記した紙が見つかった。
FBIはこれにより、モンテス受刑者が工作員に連絡する際の通信内容を解読できるようになった。
◇
次回「米国で最も危険なスパイ<6> 同時多発テロで捜査は終了」は1月8日公開