ボイラー爆発で3人死亡、1.5トンの破片吹き飛ぶ 米

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工場のボイラー爆発で重さ1.5トンの破片が吹き飛び、近くの建物を直撃した

工場のボイラー爆発で重さ1.5トンの破片が吹き飛び、近くの建物を直撃した

(CNN) 米ミズーリ州セントルイスで3日、工場のボイラーが破裂して巨大な破片が吹き飛び、消防当局によると別の建物にいた2人を含む3人が死亡、数人が負傷した。

爆発はセントルイスの中心部に近いロイレンジ・ボックス社の工場で、現地時間の午後7時半ごろ発生。工場内にいた1人が死亡、1人が負傷し、数人が建物内に閉じ込められた。

この爆発で、大型ワゴン車ほどの大きさがある破片が工場の屋根を突き破って150メートルほど吹き飛ばされ、落下地点にいた2人が死亡した。

セントルイス消防局によると、落下地点で死亡した2人は、医療用品クリーニング会社のフォールトレス・ヘルスケア・リネン社の従業員で、この日から同社で働き始めたばかりだった。同社ではさらに1人が負傷して病院に運ばれ、重体となっている。

吹き飛んだボイラーの破片の正確な大きさは不明だが、推定約1トン半の重さがあった。

さらに別の建物も屋根にパイプが突き刺さって破損したが、負傷者の報告は入っていないという。

爆発が起きたロイレンジ社のボイラーは、工場全体への蒸気の供給に使われていた。定期点検などを行っていたかどうかは分かっていない。

ボイラーが破裂した経緯や原因も現時点では不明だが、消防局では事件性はないとの見方を示した。

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