米シカゴで銃撃、2人死亡 ギャング同士の抗争か
(CNN) 米シカゴで7日、亡くなった人を追悼する集会に2人組が現れ、居合わせた10人に向かって発砲した。このうち2人は死亡した。警察はギャングによる犯行との見方を示している。
警察幹部は記者団に対し、銃撃はシカゴのブライトン・パーク地区で午後5時15分ごろ発生したと説明。ギャングに関連した事件で殺害された人物の追悼集会を行っていたところ、路地から現れた2人組が自動小銃を発砲したという。
警察幹部はギャング対策のチームを大量に増員して同地区に配備したことを明らかにした。その上で、犯人の身元や犯行の背景にある抗争、捜査員の派遣が必要な区域について十分なめどが立っているとの認識を示した。
市会議員のレイモンド・ロペス氏は、同地区で自動小銃による事件が相次いでいると指摘。「先週は警官が自動小銃で撃たれた。今回は日曜の昼間に、ギャングのメンバーに対して使用された」と語った。
ロペス氏は続けて「我々一人ひとりが地元で起きていることに目を向けるべき時だ。ギャングのメンバー、ドラッグの売人、それらを手助けする人々を地区の中でしっかりと割り出す必要がある」と述べた。