JFK暗殺文書を公開、一部は機密扱いのまま
米政府高官によると、今回公開が見送られたのは、情報収集活動や法執行に関する具体的な内容が記された文書で、暗殺事件の捜査にかかわった人物の身元や、捜査当局への情報提供に果たした役割などの情報が含まれるという。
さらに、捜査にかかわった外国の連携組織についての情報も含まれている。
「大統領は、公開を延期するよう要請した機関から理由を聞き、そうした情報は保護する必要があると判断した」と当局者は説明する。
一部情報の非公開を求めた機関は来年3月12日までに、その情報が非公開基準を満たす理由について説明した報告書を提出する必要がある。
基準を満たさないと判断された文書は、同年4月26日までに公開を義務付けられる。