米加州の山火事、煙の筋が鮮明に NASA衛星画像
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は7日までに、米カリフォルニア州南部で発生した山火事を人工衛星「テラ」が高度438マイル(約705キロ)からとらえた画像を公表した。
5日午後に撮影したもので、季節風「サンタナ」に煽られた火災で生じた灰色の煙が太平洋上の遠方まで一筋に流れている様子がうかがえる。
最も大きな煙はベンチュラ郡で起きた「トーマス火災」で、写真上部の左側に見える。 同郡内での延焼面積は5万エーカー(約202平方キロ)以上に達している。トーマス火災の下部にあるより小さな2つの煙はロサンゼルスに近い「クリーク火災」と「ライ火災」に伴うもの。
写真の一番下にある白色のまだら模様のものは雲となっている。