発生から1週間、カリフォルニア火災の猛威続く 知事「新たな常態」

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米カリフォルニア州での火災発生から1週間。今なお消火活動が続いている

米カリフォルニア州での火災発生から1週間。今なお消火活動が続いている

カリフォルニア州カーピンテリア(CNN) カリフォルニア州南部の各地で発生した山火事は、1週間たっても収まる気配がなく、これまでに計約8万ヘクタールを焼失、建物など792棟が焼け落ちた。

最も規模の大きいロサンゼルス北西部ベンチュラ郡の火災では、消防士4000人あまりが消火活動を続けている。

9日に同郡の現場を視察したブラウン知事は、「これは言ってみれば新たな常態だ」と述べ、今後も何十年もの間、大規模な火災が日常的に発生するだろうと予想。「気候変動によって、カリフォルニア州南部は文字通り炎上するという科学者もいる」と指摘した。

9日にいったん収まっていた暴風は、10日には再び強まった。予報によると、風は11日には弱まる見通しだが、カリフォルニア州では今後10~14日間は降雨が見込めず、高い気温と時折吹く激しい風にあおられて、山火事の猛威は当面の間は続く見通しだ。

4日から始まったベンチュラ郡の火災では、少なくとも1人が避難する途中で死亡している。

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