17歳少年、交際相手の両親殺害 ネオナチ投稿で交際止められ
ワシントン(CNN) 米バージニア州で、17歳の少年がガールフレンドの両親を殺害したとして殺人の罪に問われている。報道によると、両親はこの少年にネオナチ的思想が疑われるとして、娘との交際をやめさせようとしていた。
同州フェアファックス郡の警察によると、死亡したスコット・クーンフリッカーさんと妻のバックリーさんは22日早朝、自宅で少年に銃撃された。少年も自分を撃って病院に運ばれたが、容体は重く、生命が危ぶまれる状態にある。
事件当時、自宅にいたほかの家族4人は無事だった。
母のバックリーさんは、娘が携帯電話でボーイフレンドと思われる少年と交わしていたツイッターの内容を見て、不安を募らせていた。米紙ワシントン・ポストによると、少年との関連が疑われた投稿の中には、店に並んだユダヤ教の飾りの写真に反応して、「かぎ十字のアームバンドをはめて今すぐあそこへ行く」とコメントした内容もあった。
バックリーさんは娘と少年が通う学校の校長に宛てて手紙を書き、少年に関する懸念を伝えた。ヒトラー賞賛やナチス・ドイツによる書籍焼却の支持、ユダヤ人蔑視のコメントなどをリツイートしたツイッターの画像も校長に送っていたという。