トランプ氏の弁護士チーム、聴取拒否を主張か 米紙報道 

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虚偽の供述への懸念から、トランプ氏の弁護団が聴取に否定的な見方を示しているという

虚偽の供述への懸念から、トランプ氏の弁護団が聴取に否定的な見方を示しているという

ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選介入疑惑の捜査を進めるマラー特別検察官がトランプ大統領の聴取を希望していると伝えられるなか、トランプ氏の弁護士チームは同氏が聴取に応じるべきではないとの考えを示していることが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズが5日夜に報じた。

同紙が事情を知る関係者4人の話として伝えたところによると、弁護士チームはトランプ氏がマラー氏のチームと対面し、詳しい事情聴取に応じることを拒否するべきだとの考え。理由の一つは、トランプ氏がその場で虚偽の供述をすることによって罪に問われる恐れがあるからだという。

CNNは先週の報道で、弁護団はマラー氏の捜査について、大統領に対面式の聴取を求めるほどのレベルには達していないとの見方を示したと伝えていた。

ニューヨーク・タイムズによれば、トランプ氏が任意の聴取を拒否した場合、マラー氏は召喚状で同氏に宣誓証言を強制することには消極的な態度を示すだろうというのが、弁護士や側近らの意見だという。

トランプ氏は先月の記者会見で、ロシアとの共謀や司法妨害の行為は一切ないと主張し、マラー氏の聴取に喜んで応じると発言。「楽しみにしている」とも話していた。

これを受けて弁護士チームのジョン・ダウド氏は、トランプ氏が聴取に応じるかどうかを決めるのは自分だと強調したうえで、まだ決断を下してはいないと述べていた。

5日付のニューヨーク・タイムズは、ダウド氏が「聴取要請の拒否を望んでいる」と伝えた。

情報筋が先月CNNに語ったところによると、マラー氏はすでに弁護士チームに対し、トランプ氏への聴取で質問したい項目を伝えてあるという。

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