米NY市、5季連続で30インチ超の降雪 130年ぶり
(CNN) 米ニューヨーク市は21日、暴風雪に見舞われ、中心部マンハッタンのセントラルパークでは午後8時までに6.7インチ(約17センチ)の降雪を記録した。これにより、ニューヨークでの今冬の降雪量は計30インチ(約76センチ)を超えた。
ニューヨークで計30インチ以上の降雪が観測されたのは5季連続。これ以外に5季連続で30インチ以上の降雪を記録したのは1880年代だけで、主にチェスター・アーサー大統領が政権を担っていた時期だった。観測開始は1869~70年の冬。
もう一つの目安になるのは平均降雪量だ。1869年冬からの平均降雪量は28.8インチだが、5季連続で28.8インチ以上の降雪を記録したのは過去2回だけ。今回と前述の1880年代の時期だ。
ニューヨークでは他にも、2016年1月に過去最大級の暴風雪が発生し、数日で27.5インチの降雪を記録した。このときの冬には1994年以来の氷点下の気温も観測された。