ロシア介入疑惑捜査、「トランプ氏の聴取実現なら」9月までに終了か

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トランプ米大統領(右)と同氏にまつわる疑惑捜査を指揮するマラー特別検察官

トランプ米大統領(右)と同氏にまつわる疑惑捜査を指揮するマラー特別検察官

ワシントン(CNN) 2016年の米大統領選にロシアが介入したとされる疑惑について、トランプ大統領の弁護団に加わっているジュリアーニ元ニューヨーク市長は20日、捜査チームを率いるマラー特別検察官が9月1日までに捜査を終了する方針であると明らかにした。

ジュリアーニ氏はCNNに対し、マラー氏側と1カ月ほど前から捜査日程を共有していたことを確認した。

ただ上記の期日はマラー氏がトランプ氏への聴取について語っている文脈の中で浮上したものであり、ジュリアーニ氏によればあくまでも聴取が行われた場合、それに続いてトランプ氏への捜査が終了するとの印象を持ったという。

トランプ氏をめぐっては、大統領選を有利に進めるためのロシアとの共謀や司法妨害の疑惑が取りざたされている。

ジュリアーニ氏はCNNに対し、捜査に関わっている連邦捜査局(FBI)の関係者について詳細が得られない限りトランプ氏が聴取に応じるとは思えないと語った。この関係者はトランプ氏の選挙対策本部の担当者数人と、ロシアとのつながりを示唆する内容の会話を交わしたとされている。

トランプ氏はこの関係者が選対本部に送り込まれたスパイだったとの見方を表明。20日には司法省に対し、政治的な目的からFBIがそうしたスパイ行為を行ったのかどうか調べるよう要請した。

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