米カリフォルニア州3分割案、11月に住民投票実施へ

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カリフォルニア州を3分割する案の是非を問う住民投票が実施される見通しとなった

カリフォルニア州を3分割する案の是非を問う住民投票が実施される見通しとなった

(CNN) 米カリフォルニア州を3つの州に分割する案の是非を問う住民投票が、今年11月6日の米中間選挙に合わせて実施される見通しとなった。

提案は、同州をカリフォルニア州と北カリフォルニア州、南カリフォルニア州の3州に分割するという内容。州の住民による11月6日の投票を実施するために必要な条件を12日に満たした。実現のためには米連邦議会での承認を必要とする。

分割案はベンチャーキャピタリストのティム・ドレーパー氏が提案。署名数は40万を超え、州法で必要とされる数を上回った。

カリフォルニア州のアレックス・パディラ州務長官は28日に、今回の提案が11月6日に行う住民投票の要件を満たしていると認定する。

ドレーパー氏は3分割を提案した理由について、学校制度や高い税金、インフラの劣化といった差し迫った課題に対応するため、それぞれの地域社会が市民のためにもっと合理的な判断を下せるようになると説明している。

提案によると、3州の人口はそれぞれおよそ1230万~1390万人。ロサンゼルスなど6郡はカリフォルニア州に、サンディエゴやオレンジなど12郡は南カリフォルニア州に、サンフランシスコ・ベイエリアやサクラメント北部など40郡は北カリフォルニア州に入る。

もし住民投票で承認されれば、知事が連邦議会に通知して、連邦議会で新しい3州の創設を承認するかどうかの採決を実施する。

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