高温の車内で亡くなる子ども、全米で年間37人 7月が最多
車内での熱中症で死亡した子どもの87%は3歳以下で、1歳以下が55%を占めている。キッズ・アンド・カーズによると、後部座席に取り付けるチャイルドシート、特に後ろ向きのタイプが広く使われているために、運転席からの視界に入らず、置き去りにされる危険性が高くなっているという。
子どもは大人に比べ、体温が3~5倍も速く上昇する。さらに、熱中症は真夏に閉め切った車内だけでなく、気温が14度ほどの日だったり、日陰で窓を開けていたりしても起きるので、十分な注意が必要だ。