大学近くの繁華街で発砲 20歳男性死亡、10代含む4人負傷 米
(CNN) 米アラバマ州にあるオーバーン大学のキャンパス近くで9日未明に発砲事件があり、20歳の男性1人が死亡、10代の3人を含む4人が負傷した。警察は、無差別的な犯行ではなかったとみて捜査を続けている。
オーバーン大学はこの前日の8日に行われたフットボールの試合でアラバマ州立大学を制し、学生の間にはお祭りムードが漂っていた。
警察によると、9日午前2時24分ごろ、キャンパス北部に隣接する繁華街で発砲が起きたという通報があり、近くにいた警官らが対応した。
大学は緊急システムを作動させてツイッター経由で学生に発砲のことを知らせ、現場に近づかないよう呼びかけた。
警察によると、死亡した20歳の男性は、銃で撃たれたと思われる傷を負い、現場で死亡が確認された。
さらに、16歳と17歳の男性、19歳の女性、およびオーバーン大学の21歳の学生が負傷した。
このうち16歳の男性は重傷を負ってジョージア州の病院へ空路搬送された。残る3人は命に別状はなく、近くの病院で手当てを受けている。
警察はこれまでの捜査で得た情報として、口論が発展して銃の撃ち合いになり、死傷者が出たと説明している。