空撮画像が示すハリケーンの爪痕 米ノースカロライナ
(CNN) ハリケーン「フローレンス」に直撃された米ノースカロライナ州沿岸部の空撮画像を、米海洋大気庁(NOAA)が公開した。2014年当時の画像と比較すると、甚大な被害の跡がうかがえる。
NOAAによると、被災後の画像は18日に撮影された。
このうち1枚では、砂州の島、トップセールの大通りに黒っぽい水がたまり、ほかの道路も高潮に運ばれた砂に覆われている。骨組みだけが残ったふ頭の建物も見える。民家の屋根も飛ばされた。
アパートの周りの駐車場が砂で覆われ、南側の砂浜は侵食されて半分ほどの幅になった。アパートの東側へ延びる車道は約2キロにわたって砂に覆われている。
民家のプールには道路と同じ色の黒っぽい水がたまっている。壊れた家のがれきが地面に散乱しているのも見える。
砂浜の浸食は砂州の入り江部分で特に目立ち、ハリケーンの前後で形が大きく変わっていることが分かる。