F35、初の女性テストパイロットが誕生 米空軍
(CNN) 米空軍にこのほど、最新型戦闘機「F35」の女性テストパイロットが初めて誕生した。
レイチェル・ウィニエッキ少佐で、昨年12月に米カリフォルニア州エドワーズ空軍基地で初の試験飛行を実施した。
同少佐は声明で、女性が直面していた壁をこれまで打ち破り、道筋を示してきた女性たちに感謝したいと表明。自らの今回のような進出が普通に起きるような日が待ち遠しいと述べた。
少佐は南西アジア、東欧や太平洋で任務に就き、A10攻撃機を操縦してきた経歴を持つ。最近では、エドワーズ空軍基地で空軍テストパイロット訓練課程を終え、F16戦闘機の試験飛行に当たっていた。
ウィニエッキ少佐によると、航空分野は男性が支配しているが、試験飛行の部門での女性の人数は増えている。自ら所属する飛行大隊には試験飛行の責任者に女性が就き、技術者や維持管理部門にも女性がいるとした。