トランプ大統領、英大使を「もう相手にせず」 メイ首相批判も
メイ氏の報道官は8日、同氏がダロック氏を全面的に信頼していると強調。率直な見解を提供することは大使の任務だと述べた。ただし、メイ氏がダロック氏の意見に同意しているわけではないとし、米国側にはリークについて「容認できず遺憾」との立場を伝えたことを明らかにした。
同報道官はトランプ氏のツイートが流れた後も、CNNの取材に対し、メイ氏の立場に変わりはないと答えた。
英国の次期首相候補、ハント外相も同日の記者会見で、外交官が率直に意見を言える環境を維持することが重要だと強調。リークの真相を調べ、責任者を厳しく処分する構えを示した。
米ホワイトハウスとワシントンの英大使館はこれまで盛んに交流し、緊密な関係を維持してきた。当局者らによれば、トランプ氏の訪英に向けた調整も、こうした関係に基づいて順調に進んだという。