序盤州ニューハンプシャー、サンダース議員とウォーレン議員が接戦

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員/Justin Sullivan/Getty Images North America/Getty Images

バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員/Justin Sullivan/Getty Images North America/Getty Images

ワシントン(CNN) 2020年の米大統領選に向けた民主党の指名争いで、序盤に予備選が行われるニューハンプシャー州では、バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員の支持率が、それぞれ21%と18%で競っていることがわかった。ニューハンプシャー大学が行った世論調査で明らかになった。

ジョー・バイデン前副大統領の支持率は15%。インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏は10%だった。支持率が2けたに乗ったのはこの4人だけだった。

バイデン氏の支持率は前回調査の7月と比べて9ポイント減少した。上位候補の中では、バイデン氏の失速が前回の世論調査と大きく変わった点だ。7月の世論調査では、バイデン、サンダース、ウォーレンの3氏の支持率は誤差の範囲の中に含まれており、明確なトップはいなかった。サンダース議員とウォーレン議員の支持率は7月と比較して堅調だった。

バイデン氏は依然として、投票を行う可能性の高い高齢の有権者からは多くの支持を集めている。50歳以上の有権者のうち22%がバイデン氏を支持した。17%がウォーレン議員を支持し、11%がサンダース議員を支持した。バイデン氏はまた穏健もしくは保守的な有権者からの支持も多い。これらの有権者のうち、バイデン氏を支持した人の割合は20%。サンダース議員支持は17%、ウォーレン議員とブダジェッジ市長を支持したのは10%だった。

リベラルな有権者はウォーレン議員とサンダース議員を強く支持している。ウォーレン議員に対する支持率は28%、サンダース議員に対する支持率は26%で、バイデン氏への支持率9%やブダジェッジ市長への支持率8%に対して2けたの差がついている。

より若い層からの支持はサンダース議員が最も高い。投票する可能性のある50歳未満の有権者のうち31%がサンダース議員を支持した。ウォーレン議員に対して12ポイント、ブダジェッジ市長に対して21ポイント、バイデン氏に対して23ポイントリードしている。

それでも、予備選まではまだ100日以上残されており、民主党予備選で投票する可能性の高い有権者のうち、どの候補を支持するのか決めた人の割合は23%にとどまっている。

世論調査は10月21~27日に、同州で無作為に選ばれた成人1266人に対し、質問者が固定電話か携帯電話で尋ねる方法で実施された。対象者のうち2020年の民主党予備選への投票が見込まれる人は574人、同年の共和党予備選への投票が見込まれる人は461人。統計上の誤差は前者がプラスマイナス4.1ポイント、後者がプラスマイナス4.6ポイント、全体ではプラスマイナス2.8ポイント。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米大統領選2020」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]