トランプ大統領の弾劾、世論は賛否二分 CNN世論調査

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トランプ氏弾劾の是非について、米国世論は依然として二分している/Joe Raedle/Getty Images

トランプ氏弾劾の是非について、米国世論は依然として二分している/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領がウクライナ疑惑で弾劾(だんがい)、罷免(ひめん)されるべきかどうかについて、米国民の世論は依然としてほぼ半々に分かれていることが、CNNによる最新の世論調査で明らかになった。

調査結果によると、トランプ氏の弾劾と罷免に賛成すると答えた人は45%。下院情報特別委員会での公聴会が終わった直後の先月半ばに実施した調査では50%を占めたのに比べ、やや減少した。

特に野党・民主党支持者の中で賛成する人の割合は、先月の90%から今回は77%に下がった。

弾劾と罷免に反対するという回答は47%で、先月時点の43%をわずかに上回った。

トランプ氏を弾劾訴追するのに十分な証拠があるかという質問には47%が「ある」、48%が「ない」と答え、先月と同じく意見が二つに割れた。

トランプ氏の支持率も先月からほぼ変わらず、大統領としての仕事ぶりを支持する人が43%、支持しない人が53%だった。

弾劾裁判の過程で出てくる新たな情報により、トランプ氏の弾劾、罷免に対する自身の意見が変わると思うかという質問には、50%が変わる可能性なしと答えた。

変わる可能性があると答えたのは24%で、その内訳は現時点で意見が定まっていない人が19%、弾劾と罷免に賛成している人が38%、反対している人が43%だった。

弾劾調査がトランプ氏の再選にどう影響するかという質問には、追い風になると答えた人が32%に上り、25%が逆風になる、37%が影響なしとの見方を示した。

調査はCNNの委託を受けた世論調査会社SSRSが12月12~15日、無作為に選んだ成人1005人を対象に実施。調査員が固定電話または携帯電話で話を聞いた。

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