撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い
(CNN) 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いで、撤退を表明していたハリス上院議員は8日、バイデン前副大統領を支持すると表明した。バイデン氏に対しては、クロブシャー上院議員やブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、オルーク前下院議員らが支持を表明している。
ハリス氏は「私が大統領選に出馬した時、私は米国が、米国民の品格と良識を反映した大統領、真実を語る大統領、見過ごされたり無視されたりすることがあまりにも多い声の人たちのために戦う大統領を必要としていると述べた。今日までそれを信じている」と述べ、バイデン氏を支持すると明らかにした。
ハリス氏は民主党の指名争いに出たものの、昨年12月に撤退していた。
バイデン氏はハリス氏の支持表明に対して謝意を明らかにした。
情報筋によれば、ハリス氏がバイデン氏支持を最終的に決めたのは7日だが、バイデン氏支持に傾いたのはウォーレン上院議員が撤退を表明した5日だという。ハリス氏は、ウォーレン氏やクロブシャー氏に悪影響を及ぼしたくないとして支持表明を遅らせていたという。