バイデン氏の副大統領候補、選考委員が「12人以上の女性」を検討
ワシントンDC(CNN) 11月に行われる米大統領選で、野党・民主党からの指名を確実にしているジョー・バイデン氏が本選の副大統領候補として「12人以上の女性」を検討していることがわかった。そのうちの1人以上がアフリカ系(黒人)だという。
バイデン氏がMSNBCの番組の中で明らかにした。外部のグループから黒人女性を副大統領候補として選出するよう要請を受けているという。
バイデン氏は以前、女性を副大統領候補に選ぶと明言していた。バイデン氏によれば、自身と同様の考えを持つ人物を選出するという。バイデン氏はまた、バラク・オバマ前大統領から最近、弱点を補ってくれるような人物を選ぶべきとのアドバイスを受けたと明らかにした。
副大統領候補の可能性があり、新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでバイデン氏が定期的に連絡を取っている女性は複数いる。そうした候補者は、エイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州選出)や、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)、ジョージア州議会のステーシー・エイブラムス前下院院内総務、キャサリン・コルテス・マスト上院議員(ネバダ州選出)など。
バイデン氏はかねて、米国のような多様性のある政権にするとの考えを示していた。
バイデン氏が選挙資金の支援者に語ったところによれば、副大統領候補の身元調査については7月までに終わらせたいと考えているという。