大規模集会で銃撃、9人負傷 17歳少年重体 米ニューヨーク州
(CNN) 米ニューヨーク州中部シラキュース市で20日夜遅く、路上で開かれていた大規模集会で何者かが銃を発砲し、9人が負傷した。うち1人は重体。
警察は盗難車の通報を受けて出動。現場に到着すると数百人の人々が路上にいて、誰かが発砲していると叫びながら警官の方に走り寄ってきたという。警察は銃撃音を聞いていないとしている。
負傷者は17~53歳で、17歳少年は頭部に銃弾を受け重体。他の者は命に関わる状態ではないという。
警察は発砲は2~3カ所であったと見ているが、どの場所で誰が撃たれたかは把握していない。
シラキュース市警のバックナー署長は、容疑者の情報はなく、身柄確保に至っていないと述べた。
集会の目的は不明。同市のウォルシュ市長は集会開催の許可は確認できていないと述べ、「この大きさの集会の許可は出さない。どうしてこのような集会が開かれたか調べる必要がある」と続けた。
周辺自治体や州から応援部隊が現場に向かっている。