米世論調査、バイデン氏が2桁リード 新型コロナも争点に

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新型コロナ対応などの評価により、バイデン氏(右)が世論調査で優位に立っている/Getty Images

新型コロナ対応などの評価により、バイデン氏(右)が世論調査で優位に立っている/Getty Images

(CNN) 11月に行われる米大統領選でジョー・バイデン前副大統領の支持率が52%とドナルド・トランプ大統領の40%を12ポイントリードしていることがわかった。CNNが直近に行われた登録有権者の見方を計測した全米規模の電話による世論調査5つを集計した。

世論調査は米国で新型コロナウイルスの感染件数が上昇しているなかで行われた。トランプ氏は状況はコントロール下にあるとしており、経済活動や学校などの完全な再開を求めている。

新型コロナウイルスの感染拡大はバイデン氏にとって追い風となっている。世論調査では有権者は新型コロナウイルスでバイデン氏の対応のほうを好んでいる。

FOXニュースの世論調査では、米国が直面している最も重要な問題について新型コロナウイルスと答えた有権者の割合は29%だった。最も重要な問題は経済と答えた人の割合は15%、人種や警察に関連した問題と答えた人の割合は10%だった。

新型コロナウイルスへの対応では過半数がトランプ氏よりバイデン氏を支持した。ワシントン・ポスト紙とABCニュースの世論調査によれば、バイデン氏を信頼すると答えた人の割合は54%、トランプ氏を信頼すると答えた人の割合は34%。

トランプ氏の新型コロナウイルスへの対応を評価する人の割合が下がっている。NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル紙が先週発表した世論調査では、支持する人の割合は37%、支持しない人の割合は59%だった。6月の調査では支持する人の割合は43%、支持しない人の割合は55%だった。

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