民主党副大統領候補のハリス議員、コードネームは「パイオニア」
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で野党・民主党から副大統領候補として出馬することが確実視されているカマラ・ハリス上院議員が、シークレットサービス(大統領警護隊)のコードネームについて、「パイオニア(Pioneer)」を選んだことがわかった。情報筋が19日までに、CNNに明らかにした。
ジョー・バイデン氏が副大統領候補としてハリス氏を指名した直後の先週から、ハリス氏はシークレットサービスの保護下に入っている。
シークレットサービスの保護下に入る人たちはコードネームをホワイトハウス通信局(WHCA)が承認したリストの中から選択する。候補者はたいてい、その人の人格に沿ったコードネームを選ぶとされる。
パイオニアというコードネームは、ハリス氏が主要な政党の候補者としては初のアフリカ系およびインド系の女性という歴史的な意味合いでうなずけるものだ。11月の大統領選で勝利すれば、ハリス氏は、初の女性副大統領であり、初のインド系米国人の副大統領であり、初の黒人の副大統領であり、初のジャマイカ系米国人の副大統領となる。
そのほかのコードネームは、バラク・オバマ前大統領が「レネゲード(Renegade)」、ミシェル・オバマ夫人が「ルネサンス(Renaissance)」、ドナルド・トランプ大統領が「モーグル(Mogul)」、メラニア・トランプ夫人が「ミューズ(Muse)」などとなっている。