43度超す猛暑の中でハイキング、41歳女性死亡 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州のサンタモニカ山脈で、猛暑の中でハイキングしていた41歳の女性が死亡した。同地のこの日の気温は43度を超えていた。
ロサンゼルス郡保安官事務所によると、女性は5日、友人と2人でハイキングしていて気分が悪くなり、引き返して車へ戻ろうとしていたが、女性が意識を失って倒れたために、友人が救急車を呼んだ。
ロサンゼルス郡消防署の救急隊が現場に到着して、約20~30分間、蘇生を試みたが、女性が息を吹き返すことはなく、現地時間の午後2時ごろに死亡を宣告された。CNN系列局のKABCによると、女性がいたのはマリブクリーク州立公園のタピアパークだった。
死因は熱波に関連した「自然死」だったと保安官事務所は見ているが、正式には検視官から発表する見通し。
米国立気象局によると、現場周辺の気温は女性が死亡した時点で43度を超えていた。ロサンゼルス郡の気温は6日に観測史上最高を記録した。
カリフォルニア州公園娯楽局は6日、サンタモニカ山脈のハイキングコースは熱波のために7日午後5時まで閉鎖すると発表した。