米国立公園のゲートに反BLMの掲示、当局捜査
(CNN) 米テネシー州のグレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園への入り口で、人種差別への抗議運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」のスローガンを否定する掲示物が見つかった。
グレート・スモーキー・マウンテンズはテネシー、ノースカロライナ両州にまたがり、米国内で最も入場者が多い国立公園の一つだ。
テネシー州側にある入園ゲートの標識に黒いクマの毛皮が掛けられ、「ここから湖までブラック・ライブズ・ドント・マター(黒人の命はどうでもいい)」と書いた段ボールの切れ端が張り付けられていた。
来園者が19日に発見した。前日からこの日までの間に何者かが仕掛けたとみられる。
当局者らは「特に悪質な行為」だとして、人物の特定や逮捕につながる情報の提供者に最大5000ドル(約52万円)の懸賞金を出すと発表した。