新型コロナ新規感染件数、減少は3州にとどまる 米
(CNN) 米国で新型コロナウイルスの新規感染件数について先週と比較して報告数が減少したのは3州にとどまることがわかった。
3日夜時点で新規感染件数が前週比で減少したのは、テキサス、ミズーリ、サウスカロライナの3州だった。21州は増加を示し、約半分の州は横ばいだった。
ジョンズ・ホプキンス大学によれば、2日の新規感染件数は5万4506件。同6万4601件を記録した8月14日以降では1日あたりの件数としては最高の水準となった。
9月29日から10月3日の1日当たりの件数は平均4万6500件で、5日間平均の数字としては8月14~18日以降で最多の件数だった。
米国では730万人以上が新型コロナウイルスの検査で陽性となっており、この中にはトランプ大統領も含まれる。専門家は秋と冬に向けて警戒を維持するよう促している。
ウィスコンシン州は3日、1日あたりの新規感染件数が2892件と過去最高を記録した。州知事は住民に対し、新型コロナウイルスと闘うため、基本に戻るよう呼び掛けた。