米タンパ国際空港、全乗客にコロナ検査提供 国内初

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タンパ国際空港が、同空港を利用する全ての搭乗客に新型コロナウイルスの検査を提供する有料サービスを開始した/Chris O'Meara/AP

タンパ国際空港が、同空港を利用する全ての搭乗客に新型コロナウイルスの検査を提供する有料サービスを開始した/Chris O'Meara/AP

(CNN) 米フロリダ州のタンパ国際空港は4日までに、同空港を利用する全ての搭乗客に新型コロナウイルスの検査を提供する有料サービスを開始した。米国内の空港では初めての対応としている。

空港運営団体の顧客対応部門などの責任者はオンライン上の報道発表文で、離発着の全便の乗客にPCRや抗原調査の便宜を図ると述べた。サービスの提供期間は今月1日から31日まで。

同空港に乗り入れる全ての航空会社便が対象で、検査を受けられるのは毎日午前8時から午後2時まで。搭乗券が発行された乗客や過去3日間内に搭乗しその事実を立証出来る乗客を検査する。

州内ではデサンティス知事がバーやレストランの定員一杯での営業を認める行政令を出した数日後に感染者が増え、1日当たりの最多人数を記録する事態ともなった。

検査結果はPCRの場合は48時間内に、抗原調査の場合は15分内に知ることが出来る。費用はPCRが125ドル(約1万3125円)、抗原調査は57ドル。

米航空業界の新型コロナ対策としては、アメリカン航空がジャマイカやバハマ諸島向けの自社便での検査実施を計画している。近い将来には他の路線向けにも広げることを想定している。ジャマイカ路線での導入はマイアミ国際空港で今月予定している。

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