トランプ氏、第1回討論時に検査受けたか「覚えていない」 対話集会
(CNN) 11月の米大統領選に向けた第2回大統領候補討論会の中止を受けて、共和党候補のトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領はそれぞれが15日夜、対話集会を開始した。
トランプ氏はNBCテレビが中継する対話集会に登場した。第1回討論会の日に新型コロナウイルスの検査を受けたのかと問われると、「私は知らない。覚えていない。いつも検査をしている。討論会の後、1日ほどたった木曜日の夜か深夜だと思うが、陽性になった。それが初めて気付いたときだ」と語った。
再び大統領討論会委員会のルールに従って検査を受けたのかとの質問に「たぶんしたと思う。前日には受けた」と回答。再度確認をされると「受けたかもしれないし、受けなかったかもしれない」と答えた。
現在の体調については「非常に気分がいい」と述べ、新型コロナウイルス感染症の症状は何も出ていないと述べた。
感染した後の体調については「気分が良くなかった。元気がなかった。少し熱もあった」と振り返った。
バイデン氏も対話集会を開催/ABC
バイデン氏はABCテレビが中継する対話集会を開催。新型コロナウイルスへのトランプ氏の対応について、「彼は非常に大きな機会を逸し、真実ではないことを言い続けている」と批判。もし自身が政権を担当していたら、オバマ政権時代のパンデミック(世界的大流行)の計画に沿って対応し、ウイルスに関する最新の情報を得るために中国に米国人を派遣しただろうと述べた。