バイデン氏、愛犬と遊んで足首捻挫 骨折の形跡はなし
ワシントンDC(CNN) 米国の次期大統領に選出されたジョー・バイデン前副大統領が愛犬と遊んでいて右足首を捻挫し、29日午後に整形外科医の診察を受けた。同氏の事務所が明らかにした。
主治医のケビン・オコナー医師は同日、バイデン氏の容体について、X線検査の結果、骨折とみられる形跡はなかったと発表。CTスキャンを行ってさらに詳しく検査すると説明した。
バイデン氏の事務所は、バイデン氏が28日に愛犬の「メイジャー」と遊んでいて足を滑らせ、「念のため」診察を受けることになったと発表していた。
今月20日に78歳の誕生日を迎えたバイデン氏は、米史上最高齢の大統領となる。
選挙運動中に陣営が発表した医療記録によれば、バイデン氏の健康状態は良好で、大統領に就任する上で問題はないとされていた。2009年から主治医を務めているオコナー医師はこの中で、「健康で活動的な77歳男性。大統領としての職務を遂行できる体力がある」と診断していた。
バイデン一家は、いずれもジャーマンシェパードのメイジャーと「チャンプ」の2頭の愛犬を飼っている。メイジャーはデラウェア州の施設から引き取った保護犬で、2018年11月にバイデン氏が正式に里親になった。チャンプは2008年12月、バイデン氏の副大統領就任を前に一家の愛犬になった。