ペンス氏の支援不十分と不満のトランプ氏、休暇前にペンス氏と会談

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休暇に入る前にトランプ氏がペンス氏と会談したことがわかった/Getty Images

休暇に入る前にトランプ氏がペンス氏と会談したことがわかった/Getty Images

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は23日、フロリダ州での休暇に向かう前にホワイトハウスで1時間以上、ペンス副大統領と会談した。その数時間後には、選挙人団の投票結果の承認を阻止するようペンス氏に求める支持者の投稿をリツイートした。

トランプ氏はこのところ、選挙結果を覆す自身の試みをペンス氏が十分に支援していないと不満を示している。

事情に詳しい関係者は両氏の協議の内容について、その後のツイートとは「全く無関係」だと述べる一方、連邦議会で1月6日に行われる承認の話が出たかどうかは明らかにしなかった。協議の後、両氏はそれぞれの休暇先に向かった。

トランプ氏は休暇入りに際し、これまで以上に選挙結果を覆すことに執着しており、特に議会での選挙人投票の認定を重視する姿勢を示している。

23日夕には休暇先のフロリダ州に向かう機中で、選挙人団の投票結果の承認を拒否するようペンス氏に求める支持者の投稿をリツイートした。

このツイートを送信する前、トランプ氏は大統領専用機内で顧問弁護士のジュリアーニ氏と同席していた。ジュリアーニ氏はトランプ氏とともにフロリダ州の別荘で休暇を過ごす予定で、選挙関連の話し合いを行うとみられている。

トランプ氏は24日午後、自身のゴルフクラブに到着。会員から歓迎を受け、選挙結果を覆す闘いを継続すると誓ったという。

情報筋によると、トランプ氏はここ数日、議会での認定の話をペンス氏に持ち出し、選挙結果を覆す権限がペンス氏にないのはなぜか「混乱」している様子だった。

ペンス氏やホワイトハウスの側近はこれに対し、副大統領の役割は形式的なもので、選挙人団の投票結果を一方的に拒否することはできないと説明したという。

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