バイデン新大統領の愛犬2頭、ホワイトハウス入居はお預け
ワシントン(CNN) 米国のジョー・バイデン新大統領は20日の就任以来、精力的に職務をこなしているが、バイデン一家の愛犬2頭のホワイトハウス入居はまだお預けになっている。
関係者によると、バイデン一家のジャーマンシェパード犬「チャンプ」と「メイジャー」は間もなくホワイトハウスに到着する見通し。これで大統領がホワイトハウスでペットを飼う伝統が復活する。ドナルド・トランプ前大統領にはペットがいなかった。
チャンプはバイデン氏が副大統領になる直前の2008年12月、バイデン一家の一員となった。
メイジャーが加わったのはその約8年後。バイデン夫妻はデラウェア州の保護施設からメイジャーを預かり、2018年11月に正式に里親になった。
Happy #InternationalDogDay from Major and camera-shy Champ! pic.twitter.com/haKhxniUYd
— Joe Biden (@JoeBiden) August 27, 2019
チャンプはほぼ全身が茶色で口先が黒く、メイジャーはほぼ全身黒で足先が薄茶色をしている。
デラウェア州の保護施設は先月、ペット保険会社と共催で、メイジャーの「ファーストドッグ」就任を祝うイベントを開いていた。
ホワイトハウス歴史協会の歴史学者だったエド・レンゲル氏は2017年のCNNのインタビューの中で、ペットの役割について「単なるお堅い博物館ではなく、家族が暮らし、遊び、互いがいてくれることを楽しむ場としてのホワイトハウスの雰囲気づくりに一役買っている」と指摘していた。