「生命吹き返した」ホワイトハウス、バイデン一家と愛犬2頭が入居

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大統領就任式後にホワイトハウスで抱擁を交わすバイデン氏(左)とジル夫人=20日/Chip Somodevilla/Getty Images

大統領就任式後にホワイトハウスで抱擁を交わすバイデン氏(左)とジル夫人=20日/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米首都ワシントンのホワイトハウス公邸に、バイデン新大統領の一家が先の週末にかけて入居した。関係者はCNNの取材に対し、「公邸が生命を吹き返した」「今は何もかも新しく感じる新婚期間」と形容している。

別の関係者によると、ホワイトハウス内の映画館では映画の夜間上映会が開かれ、ホワイトハウスの料理人による軽食も振る舞われて、バイデン大統領の年長の孫たちがマスク姿で映画を鑑賞した。

24日にはバイデン一家のジャーマンシェパード犬「チャンプ」と「メイジャー」がデラウェア州から到着した。

ホワイトハウスは25日のプレスリリースで「チャンプは暖炉のそばの新しい犬用ベッドを楽しみ、メイジャーは大喜びで庭園を走り回っている」とコメントしている。チャンプはバイデン氏が副大統領だった当時、副大統領公邸で暮らしていた。メイジャーは2018年にデラウェア州の保護施設から引き取られた。

24日にはバイデン大統領が息子のハンター氏と孫娘2人を伴って教会の礼拝に参列し、ハンター氏は人気デリに立ち寄ってベーグルを買い求めた。ジョージタウン地区の狭い通りは車両で埋まった。

ホワイトハウスの住人増加に伴い、新型コロナウイルス対策も厳格化されている。長年公邸に勤務してきた職員によると、「職員全員が、特に大統領一家の近くではマスクをしている」といい、バイデン一家は私生活の場となる2階に行くとマスクを外しているという。

案内係や執事、世話係、料理人も含めて職員の大部分は新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受け、一部は2回目の接種も受けているという。

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